シロアリ対策・・・・

年間被害総額3800億円!

白いギャングと呼ばれているシロアリの2016年の年間被害総額だそうです。
なんと火災による被害額の二倍とはビックリですよね。
以前はシロアリの被害は梅雨明けの頃が多かったのですが近年では暖冬やベタ基礎が多くなったこともありシロアリにとっては環境が良くなってきて一年中その被害があるようです。今は住宅の水回りのユニットバスなどの乾式な施工が多くなりましたので少ないように思われますが、実際には増えてます。日本に生息するシロアリの多くはヤマトシロアリ系ですが今では津軽海峡も越え北海道でもシロアリ被害が少なくありません。シロアリの好む土壌にもよりますが何処にでもいます。とても厄介で怖いです。
そのシロアリから住宅を守るためにいろいろな対策方法がありますが多くは薬剤の使用です。シロアリは木材に含まれるセルロースという成分を食べ生きてます。でも木材以外も食べます??いや!!食べるのでは無くかじります。シロアリは木材もその他の物も見分け出来る訳ではないのです。目も見えません。嗅覚は優れているらしいです。本能で進んでかじられる物があればかじる。それが木材であれば栄養になるしそうでなければお腹こわして死んでいく。その繰り返しです。桧はシロアリに食べられないはウソです。かじります。ただ、その食害のスピードは遅いだろうというレベルです。木材を薬剤処理してもその効果が薄れてくれば危険率は高まります。昨今、品確法の影響でその薬剤も人体に影響が大きいと言うことで強い薬剤は使えなくなり厄介な話です。となればもうシロアリ対策としては日頃の点検しかないとなります。さらにシロアリが好む環境をつくらないことです。

外断熱ブームが起った時にわれもわれもと外断熱に飛びつき、基礎まで断熱材で覆う施工が一時流行りました。過去形です。
今ではもう殆どが基礎外断熱は行ってません。数年後、シロアリに被害が非常に多かったからです。金属でもかじるんですから発泡系の断熱材なんていとも簡単に食害され侵入されてしまいます。

さて、前置きが長くなりましたが・・・・・・

は屋根・外壁・基礎を全て外断熱で覆います。
そうです。基礎もです。今ではほとんどやってない施工をしています。
もちろんシロアリの対策も十分に考えています。
(株)JSPというメーカーのミラポリカフォームという板状断熱材です。
契約を結べば10年という防蟻性能の保証もするという商品です。これを採用しています。
さらに、断熱材の継ぎ目には詳しく説明できませんがMP工法という施工もしますので安心です。

但し、これだけすれば絶対大丈夫!!ってことはありません。
シロアリは基礎断熱の食害からだけでなく、堂々と蟻道をつくって進入しようとする奴らもいますので
これの対策には日々の点検や屋敷廻りの環境の改善などが欠かせないということになります。

皆様も、今一度屋敷廻りの点検をしてみてください。

 

by おまめ

 

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