太陽光発電ありき!

最近の分譲住宅の屋根を見ると切り妻か片流れ屋根がとても多いですね。

P1440095さらに太陽光パネルの乗った屋根が今まで以上に大変多くなってきました。

中にはハウスメーカーでなくとも片流れ屋根の全面がパネルになってる建物もあります。

「省エネ基準適合義務化」という国が推し進めている政策もあり、また太陽光発電システムの価格も随分と安くなり時代の流れなんでしょうね。しかし、ある程度の断熱を施して足らない部分は太陽光発電で賄ってしまえ!という太陽光発電ありきな考え方の家造りがますます進みそうな感じです。

 

現在の太陽光発電の変換効率はハイレベルな製品でもせいぜい20%程度です。燦々と降り注ぐ太陽の恵みを受けてもたったの二割しかエネルギーに変えられないのです。その二割の変換効率も何十年も持続出来るわけでなく永きにわたりという訳にはいきません。予算的に余裕のある場合や太陽光発電ありきで考えられる方はそれでもよろしいかと思いますが、ローンを組んでまでなんてのは考えものですね。

 

それよりも先ずは建物自体の性能を上げることを考えた方が永きにわたり安心してさらに快適に暮らせるのではないでしょうか?決して太陽光発電を否定している訳ではありません。新築時に太陽光発電を取り入れるかどうか迷ってらっしゃる方に参考になればと思います。

 

by おまめ

 

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